コロナ死亡者が最も多い大阪

22日に維新が進める大阪府と大阪市の広域行政一元化条例案についての
報道の仕方について書きましたが、
その夜のテレビでも、NHKと民放が取り上げていました。
影像では松井市長と吉村知事が、府市の関係者と共に、
この条例について話を進めていたようで、松井市長が取材に対して必要性を話していました。
このあと民放では、自民党の大阪市議会議員の北野たえこさんの反対意見も
ちゃんと報道していましたが、
NHKは、あたかも4月にこの条例が施行されるような報道でした。
この条例に関しては、ネットでもあまりとりあげられていません。
大阪市廃止の住民投票が否決されたので、みんな安心しているようです。
けれどもこの条例は、大阪市は存在するが、中身を骨抜きにする条例であり、
新型コロナ禍のどさくさに紛れて、住民の意識をそらして維新の思い通りにしようとする
汚い根性が見えてきます。
松井市長は万博やIRで大阪が良くなるようなことをほざいていますが、
その時には、どのようになっているか、分かりません。
そもそも当事者である松井市長は2年後の初夏には市長ではないからです。
進めている施策に責任を持たない、これまでの維新の首長たち。
地下鉄を民営化し、高額な値段で民泊用にマンションを購入した大阪メトロは、
そのマンションを一度も民泊に使わないまま、大きな赤字を出して売り払ってしまいました。
その負債は後々地下鉄料金に跳ね返ってくるでしょう。
コロナ禍で死亡者数が東京より多い大阪。
この1つを見ても、新型コロナ対策に、なにか問題点があるのかも、と思ってしまいます。
新しい条例より、まずコロナ拡散を防ぐことなのに・・・
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