画狂老人の目は高速度撮影のカメラだった

くによし.JPG

一昨日、広重や藤原定家の姓や名について書きましたが、

浮世絵大好きの大好きニャンコとしましては、いつも不思議に思っていたことがあります。

その1つは歌川国芳の髑髏というか骸骨の絵です。

登場する主役は武士なのに、わき役の髑髏に目が行きます。

他にもクジラを倒そうとしている武者はよく見なければ分からないのに、

クジラが目立ちすぎます。

デフォルメの仕方が素晴らしいのが国芳です。特に猫については、もう人間扱いなのが面白いです。

ほくさい.JPG

そして葛飾北斎。もうどうのこうのと言うなんて、できない偉大さです。

特に不思議に思うのが、

永谷園のお茶漬けの袋の中にもはいっている 富嶽三十六景・神奈川沖浪裏です。

大波に翻弄されるような船と、その向こうに見える小さな富士。凄い構図ですが、

この浪がくせ者なのです。

砕け散る浪の形が生き物の手のようにも見えるし、どうしてこんな情景を描くことが出来たのか、

不思議に思っていました。

その疑問を解決してくれる映像があり、高速度撮影した大波は、確かに神奈川沖浪裏と同じだったのです。

北斎が写生していたときに、このように見えたのでしょうが、人間の目で捉えることは不可能だと思われるのですが、不思議です。

一瞬の情景を記憶できる目、たぶん1000分の1秒くらいを写すことができるなんて、

神がかりとしかいいようがありません。

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