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アホの遠吠えかも知れませんが・・・

2017/06/24 08:47
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豊田真由子議員の「このハゲ・・・」で、

東大ブランドも少しポイントを下げたようですが、

テレビのクイズ番組では東大と京大をメインに

東京の有名私大出身のタレントが出てきます。

確かに出演者は記憶力が抜群なのでしょうが、

人間的に素晴らしい人かどうかは分かりませんし、疑問も多いところです。

何しろ豊田真由子議員は東大法学部卒、ハーバード大の大学院留学と経歴は凄いです。

が、顔は意地悪そうです。

話しがそれました。

そんなタレントを出演させ、視聴している普通の人に、

さすが頭がいいんだ、と感心させ、制作しているテレビ局員が優越感に浸っていると

ゲスの勘繰りをしている大好きニャンコであります。

だってテレビ局のプロデューサーやディレクターは、

それこそ東大、京大出身者が多いのですから。

でも、クイズ番組って、何の役にも立ってないと思います。

次から次へと問題が出て、その正解が分かっても、

番組が終わって5分後にはすべてを忘れているニャンコなのですから。

だから近頃はクイズ番組は見ません。

無意味な時間を過ごすなら、寝てる方が良いのかも。
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タクシー料金値下げ?

2017/06/23 09:30
今朝の話題は「このハゲ・・・」の豊田真由子昨日まで自民党の衆議院議員の話が面白いなぁと書きたいのですが、昨日の夜に書いた原稿を載せます。豊田議員のことは近いうちに。
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東京では少し前にタクシー料金が初乗り2km730円だったものが、

1052mで410円に値下げされた、と報道されていました。

短い距離でも多くの人に乗ってもらおうとする狙いがありそうです。

京都でも東京と同じようなシステムにする案があり、

料金値下げの申請を近々出すとか。

ここで小学生の算数です。

東京の例で計算すると、

2km乗ったら従来730円だったものが

新しい料金ではいくらになるでしょうか?

1052mを超えると、237mで80円加算されますから

計算は
2000-1052=948 948÷237=4 4×80=320 410+320=730

スゴイです。2qジャストなら全く同じです。

それじゃ3km乗車したらいくらになるか?

以前は280mで90円でしたから360円プラスして1090円
新しい料金では237mで80円だから400円プラスして1130円になります。

もちろん時間併用メーターで、これも値上げされています。

近い距離でも乗ることができると言われていますが、

運転手は、絶対にイヤな顔をすると思います。

外国人観光客にも気軽に乗ってもらえるように、との意味もあるようですが、

外国人旅行客はケチだよ。

数字のマジックで値上げしただけのことでした。
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アベさんは凄い人です。

2017/06/22 09:06
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内閣支持率が大きくダウンしているにもかかわらず、

意気軒高で、相変わらずの二枚舌。

それでも政治なんてどうでも良いと考えている人がメチャメチャ多いのです。

その理由の最たるものが、

「アベさんに代わる人がいないから」というものです。

ここでふと思ったのです。

アベさんに代わる人がいるかいないか、より、

トップになりたい人にさせてあげれば良いのです。

新しくなった人がダメだと分かれば、与党であろうと野党であろうと

みんなで不信任をつきつけるくらいの度量が政治を行う人には必要ではないでしょうか。

政治家になったからには、最終的な望みは総理大臣という人も多いはず。

良いと思う事なら、どしどしアピールしてほしいものです。
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隠し神 その4

2017/06/21 08:54
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 確かに俺は鬚爺さんに会いたかった。だが地震のようにこの部屋だけを揺らして出てくるとは、人を驚かすにも程がある。俺は言ってやった。
「静かに出てくることは出来ないのか。びっくりして心臓が止まったらどうする。神のくせにKYなやつだ」
「なんだ、KYって」
「空気が読めないって意味だ」
「ハ、ハ、ハ。一昔前の流行語を使ってるからなかなか注文が来ないんじゃ。ガキみたいな言葉遣いは、これからは止すんじゃな。古臭くても自分の言葉で勝負しろ。それがオトコぞ」
 鬚爺さんはヘンな言葉遣いで物言いはきついが、案外まともなことを言っている。やっぱり神様なのだろうか。
「鬚爺さんとは何だ。儂は隠し神であり、ちゃんとイデレブラという立派な名前があるんじゃ。尊敬の念を持って呼ばんかい」
 おかしな名前だなと思った。舌を噛みそうな名だ。やっぱり鬚爺さんにしよう。こんなに長い鬚になるには何年くらい伸ばさなければならないのだろうか。ちょっと触ってみたい気もする。
「阿呆なことを考えるな。この鬚になるまで海王星が太陽の周りをちょうど一周した。ダメ男の先祖がまだ刀を差しておったころに伸ばしはじめたのじゃ。恐れ入ったか」
「恐れ入りましてでござります。お奉行様」
「だからダメ男なんじゃ。こっちがちょっとおだてればすぐに乗ってきよる。まるで関西人の典型じゃな。あんなのは江戸時代にはなかったぞ。犯罪人は奉行の顔を見ることもなく首をチョン切られたんじゃ。しかしあの時代は良かったぞ。悪いことをしなければどんな人間も生きられた。貧しかったがおおらかで、活気があってみんな人生を謳歌しておった。儂も働き盛りで、今以上に悪戯に精を出して楽しんだものよ」
 やっぱりそうだったんだ。鬚爺さんは俺に悪戯をして楽しんでいたということか。江戸時代と現代を混同するな。出てくる度に地震が起きてはたまらない。ショックで本当にあの世に行ってしまうじゃないか。
「ま、そう怒るな。こうして実際に人前に姿を現すのは、ちょうど七十年ぶりのことじゃから、勘が狂うてしもうた。次回からは大丈夫じゃ。心配はいらぬ」
 心配がないからと言って、突然現われたらビックリする。『これから出ますよ』と予告くらいしてもらいたい。
「そうじゃな、出てくる前にこの鈴を鳴らそう。さすればダメ男も心構えができるというものだ。分かったか」
 俺は頷いた。予告があれば安心だが、どうして俺に御執心なのかが分からない。神様とお友達になれば面白いと思うが、のべつまくなしに出てこられたら困る場合もある。例えばトイレで大や小をしている場合なんて恥ずかしいではないか。俺の暇な時に出てくる分には構わないが、忙しい時も困る。そこの所を訊ねてみた。
「トイレの時なんかは儂も現われることはない。臭くてたまらんからな。出てくるときはダメ男が時間を持て余している時じゃ。ま、いつも持て余しておろうが。そう神経質になるな。ハ、ハ、ハ」
 俺が喋ろうと思ったことに対して鬚爺さんは即座に答える。俺が喋ろうと思うだけでいいのだ。これならあのことに確実に利用できる。フ、フ、フ。
「なんじゃ、あのことって」
「いえ、何でもないです。隠し神様は何歳なんですか。さぞや色々な世界を見てこられたことでしょうね」
 鬚爺さんを利用して一儲けしようという企みがバレそうになったので、どうでも良いことではぐらかした。
「儂の歳は二七八四歳じゃ。ま、神様界の中堅どころじゃな」
 中堅で二七八四歳だと。ま、顔を見る限りはどこにでもいる爺さんだけど、そんなに歳を取っているとは思えない。実際に百歳以上のお年寄りなんてめったに会うこともないけれど、そんな高齢者くらいならなんとか想像できるが、お釈迦様の生まれるずっと前に生まれたなんて信じられない。あのことで金儲けをする前に、この鬚爺さんから昔の出来事を聞き取り、面白可笑しく書けばベストセラーになるのは間違いない。フ、フ、フ。
「また悪いことを考えとるな。じゃがダメ男の知りたいことはまだ話せんな。楽して儲けようなんて考えているうちは無理だ」
「そんなことはありませんよ。ただ隠し神様のこれまでの生き方というか、波乱万丈の人生みたいなものを知りたいだけなんです。それにどうして僕に憑いたのか教えてほしいのです」
「うまいこと言いよるのう。そんな弁解がましいことが言える能力があるなら、もっと仕事もできるじゃろうに。ダメ男は本当にズボラじゃ。しかし、それがダメ男の良い面かも知れぬ」
 こう言って隠し神は、何故俺に憑いたかを話し出した。

 隠し神は、数多いる神の中でも上位にランクされる神族なのじゃ。うん、色んな物や記憶を隠す神より作物の稔りを司る神の方が偉いのではないかとダメ男は思っとるじゃろうが、そんなことはない。そのことはまた話してやろう。とにかく神族の中でも割合自由がきき、あまり元締も五月蝿く言わないから、人間とも自由に交信できるのじゃ。ダメ男は憑いたと言うが、本当は交信するだけであって、姿を現さないのが原則となっておる。
 元締を知りたいか。それは誰でも知っておる神じゃが、ボケッとしているとすぐに忘れてしまう。まあ、良いではないか元締のことは。ダメ男もときたま会っている神じゃからの。あまり話すと睨まれるから、止そう。
 あ、なんじゃったかのう。そうじゃった。ダメ男と交信するようになった訳はな、お前が一所懸命どうでもよい牛乳キャップを探していたのが可笑しくてのう。あれはな、本当は儂の息子が隠したのじゃ。まだ二百歳の悪戯盛りじゃから、面白い物はすぐに欲しがりよる。自分の手元に置いておくことなど絶対にできないのに。子供だから仕方ないが。
 それでダメ男であるお前を知ることになったのじゃ。金もないのにゆったり過ごしている姿が奇妙でもあり、興味を持ってしまったのが儂の運の尽きとなってしもうたわ。こうして人間の世界に出てきたのだから。
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アガベのお話し

2017/06/20 08:44
本日は隠し神の掲載日ですが、

昨日お約束した通り、アガベのことをお話しします。

画像大阪鶴見区にある咲くやこの花館で

アガベの花が咲いたとの報道があり、

早速出かけ、写真を撮りました。

アガベなんて植物、あまり知られていませんが、

お酒の原料となる植物の仲間なのです。

メキシコのテキーラはサボテンが原料だと思っている方もいますが、

本当はアガベと呼ばれるリュウゼツラン属の

テキラリュウゼツランを発酵させて作るそうです。

写真はアガベ・フェロックスの花で、高さは6メートル。

花は黄色で小さなおしべとめしべがたくさん集まっています。

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このアロエの怪物みたいなのがアガベです。

この中心から茎が出てぐんぐんのびて数日で花を咲かせました。
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OSAKA KANSAI

2017/06/19 08:48
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写真は50年か100年に一度咲き、枯れてしまうアガべの花です。
詳細は明日に。

OSAKA KANSAI

大阪で2回目の万博をしようと、

あの品の悪い知事が躍起になっていますが、

先日そのPRがパリで行われたそうです。

英語でのスピーチはあまりにも下手であったことは別として、

PRの映像にはほとんど大阪が出てこず、

京都、奈良、そして神戸の観光名所が映し出され、

タイトルが OSAKA KANSAI になっていました。

テーマも当初の 人類の健康・長寿への挑戦 から

いのち輝く未来社会のデザイン に変更されています。

なんか掴みどころのない感じがしますが、

あの品のないオッサンは、テーマなんかクソくらえなのかも知れません。

何かすれば個人的に儲かり名誉が与えられると考えているだけです。

否決された都構想をむし返して

あくまでも東京に続く日本第2の都市だとの思い上がりこそ

大企業の本社が大阪から逃げて行く原因とも知らずに、

万博を観光と取り違えているところから間違っているのです。

テーマパークは世界に誇る 東京ディズニーと大阪のUSJで十分です。

ちなみに中国上海のディズニーランドでも1年間で1千万人の入場者数だったとか。
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近ごろ見かけなくなった人 東京エレキテル連合

2017/06/18 07:55
テレビで見かけなくなったなぁ、と思ったら

高齢者の俳優さんやタレントさんは、殆どが病気によるもののように思えます。

先日亡くなられた野際陽子さんも、その一人です。

ご高齢や病気だったら仕方ないですけれど、

人気がなくなって、およびでない、という人も多いです。

昨年から春ごろまで、CMに出ていたピコ太郎という人も

見たことがありません。

睡眠薬を飲んで運転した堤下も、ほとんど見かけなくなったお笑いタレントです。

それに好きじゃないですがローラというタレントのCMもテレビ出演もなくなりました。

これって何か問題があるからでしょうか。

数年前面白いと思っていた東京エレキテル連合は、いま、何をしているのでしょうか。

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カラスはビワが好きなのかな?

2017/06/17 08:29
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信号機や電柱の下にビワの種子と皮が散乱しているのに気づきました。

私の住んでいる地域限定かな、と思ったのですが、

ここから2キロ以上離れた信号機の下でも

沢山のビワの種と皮があるのを見ました。

それと同時に白いフンもありました。

そこで閃いたのです。

これってカラスのような鳥が食べた跡ではないかと。

なぜカラスと考えたか。それは朝早くから日没を過ぎたことまで、

ひっきりなしに鳴いているからです。

違う鳥かも知れませんが、不思議なのは

電線や細い電柱の上でどのようにして食べているかです。

人間がサクランボを食べるように

口の中で種と実をわけることができるのかも知れません。

なお、種と皮が落ちているところの近くには、

ビワの木が庭にあることもわかりました。
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世の中 変化が激しすぎます

2017/06/16 09:00
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アホみたいなハンフィクションの小文を載せている間に

世の中は悪い方向へ動いていました。

思った通りアベさんのお友達のことで

文部科学省の怪文書は、ちゃんと存在したことがわかり、

もっと重要な共謀罪も寝ている間に成立してしまいました。

こうしてブログに共謀罪という言葉を載せただけで

ビッグデータの検索システムが、

たぶんIPアドレスまで突き止め、

必要なときにはすぐに警察に取り調べられるかも知れません。

治安維持法違反のタレコミで捕まった小林多喜二さんみたいに

拷問死なんかしたくありません。

けれども内緒話もできない世の中は嫌いです。

時には羽目を外し、悪口三昧もいいのではないでしょうか。
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まんぷく酒場 ーみんな去ってしまったーその3 終わり

2017/06/15 09:03
今朝、いやな法律ができました。

日本も中国やロシアみたいな国になるのでしょうか?心配です。

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まんぷく酒場 ーみんな去ってしまったーその3 終わり

 土曜日になった。まんぷく最後の日だ。明日のお別れ会には出席しないから、ちょっとしんみりとしてくる。ちあきなおみの『赤とんぼ』の歌詞に出てくるような「唄ってよ・・・」はもう御免だ。一昨日もさんざん聞かされた。今日は思い出話で終わろうと思っていた俺だが、こんな雰囲気の中でも唄おうとする輩がいる。
 あーあ、ぶん殴ってやろうかと思うけど、思うだけで顔を反対側に向けて他の人と話をする。
 早く三人娘が来ないかなぁ、とちょっと焦った感じになっている俺。最後なのでひっきりなしにドアが開く。もう一時間半くらい居座っている俺。迷惑をかけていると分かっていながらも、あの娘らが来るまでは、と思いながら席を立とうとはしない自分のイヤラシサを改めて認識する。これじゃ嫌われても仕方ないか。
 そんなことを思い耳障りな音を聞き、ちょっと嫌気がさしてきたとき、お目当ての三人娘が来た。志保には三年前に会ってはいるが友里恵と冬海は二十年ぶりだ。変わってないというとウソになるが、まだまだ若く見える三人。いや熟女になった分、色気を漂わせている。
 どこに腰かけるのだろうか? あ、春子さんは俺の近くから遠ざけるように、奥の方に案内した。やっぱりだ。十川が頼んだことを春子さんは実行している。俺が娘たちと話せば三年前のことが出ると思っているみたいだ。俺の後ろを通るときに少し言葉を交わしただけで、その後は独りぼっちの俺。娘たちは暫く春子さんと話をしていたが、食事のために出て行った。その空いた席に自分勝手で春子さんからも煙たがられているヒロコといつも唄うが音が外れている典子が入ってきた。そんなオバサンでも次の客に席を譲るため、出て行こうとしたとき、「津辺やん、さっき来てた炉端のマスターのところに行くから、あとで来たらいい」と言った。

 十五分くらい経っただろうか、また客が来た。俺は出ることにした。春子さんが「帰ってくるでしょ?」と言うので、うなずいて店を出た。
 仕方がない、時間つぶしにヒロコと典子が行った炉端へ顔を出すことにした。
 炉端にはオバサン二人だけで、これじゃ三か月前の閉店を決心した時のまんぷくと同じだ。いやもっと儲からない店に思えた。ビールを注文してオバサンたちが食べていたゲソみたいなのをいただき、ちょっと話をした。典子が俺の携帯の番号を訊いてきたので教えたが、たぶん一度たりとも掛けて来ることはないだろう。
 トイレから戻るとオバサン二人は店を出ようとしていた。残った俺は頼んでおいた小鉢を食べ終え、お勘定と言うと千円とのこと。ま、最初で最後の店だから気前よく支払った(当たり前か)あまり美味しくなかった。
 またまんぷくへ戻る。三人娘は戻っていた。俺はまた三人から離れたところに腰かけることになった。話す機会がない。仕方がない。写真を撮ることにした。三人並んでいるので、ちゃんと撮ることができた。
 そうこうしているうちに十一時をまわり、志保が帰ることになった。今から瀬田まで帰らなければならない。もう限界ということだ。俺も帰ろうと思っていたので一緒に店を出ることにした。
 駅まで二人で歩いた。
「ごめんね、連絡できずに。メール旦那に見られてしまってできなくなったの」と、メールをくれなくなった理由を話す志保だった。俺を嫌いになったからかも知れないが、丸く収めるための志保の作り話だろうか。構わない。駅までの十分、久しぶりの再会で、ある意味、今日まんぷくに来てよかったと思った。


 二日後、俺はあの日に撮った写真をメールに添付して志保に送ることにした。三人娘の中でアドレスを知っているのは志保だけだったから。
 メールアドレスは旦那にバレたと言ってた志保なので、もう一つのアドレスで送ることにした。三年前のことだから、もうどうでもいいようなものだけど。友里恵と冬海にも転送してほしいと付け加えた。
 それから数日が経過したが、返信はまだ来ない。届いただろうか。知らないアドレスだから迷惑メールと勘違いして捨ててしまったかも。そういえば閉店の一週間前に遠くから来た元アルバイトの女の子へも写真を送ったが返事はない。津辺ちゃん津辺ちゃんといつも言ってアホな話題で騒いでいたのに。俺も嫌味など一言も言ったことがない。それなのに・・・

 春子さんという太い柱が店を支え、多くの人と繋がっていたが、お終いになったら。もう完全に無縁になってしまうということだろうか。
 志保たちを知って二十年経ったが、ちょっとした繋がりを大切にしていただけで、何も迷惑をかけることもなかった。それなのに・・・
 閉店から一週間経って春子さんに連絡した。すると「連絡しなくてごめんね」と最初の言葉。どう言う事だろう。俺は写真の件を切り出し「いっぱい撮ったんやけど、送り先が分からないから春子さん、送ってくれないかな」と言った。そんなことで二週間後に会うことになった。

「あら、ちゃんと三人分別々に袋に入れてあるのね。可愛いイラスト。津辺ちゃんが作ったの?」と春子さんは言った。
 写真を渡したついでに春子さんの住所を教えてほしい、と言ったが、やっぱりはぐらかされて教えてくれなかった。それなのに来月の俺の誕生日祝いのことで連絡するという。訳が分からない。

 写真を渡してから三週間が過ぎた。志保からの連絡はまだない、春子さんは本当に写真を送ってくれたのか。だんだん混乱してくる俺。
 十川からまんぷくが終わった翌月の初めの火曜日に電話があった。また飲みに行こうとのことだ。もう落ち着ける飲み屋は無いのに。志保と何かあったのだろうか。
 写真のことで、俺が志保から何の連絡もないことを十川に話したら、志保に筒抜けになるような気がした。それは自分崩壊の序章で、だんだん周りの人間が信用できなくなってくる。疑心暗鬼とでも言うのか、このままでは自分がみじめになるばかりに思えてきた。

 一日遅れの誕生会を春子さんの住まいの近くでしてもらった。初めてのお店で少し飲み、鍋をつつきお開きとなった。けれどもやっぱり住所は分からずじまいで、このあと年賀状を出すこともできなくなった。ということは、あの日で縁が切れたと思うべきだろう。

 俺の誕生日から二週間、十川が呑もう、と電話してきた。日時は来週の火曜日、時間は五時半、いつものところでの待ち合わせとなった。
「えらい早い待ち合わせ時間やなぁ」
「串カツ屋、すぐいっぱいになるやろ。そやから早よ行かな」
「そうやな。でも次の飲み屋決めてあるの」
「まあな。ジジイのしてる津辺ちゃんも知ってる店や」
「分かった。じゃ、火曜日」
 電話を切ってから、火曜日って、なんか引っかかるなぁ、と思ったが、前回会ったのがまんぷく閉店の最終週だったから、二カ月半ぶりとなる。
 串カツ屋で食べながら春子さんのことや早苗ちゃんの話が出た。早苗ちゃんの話題は十川と呑むとき、殆ど出なかったが、テレビで紹介されていたことを言うと、十川は即電話をかけるのだった。『この前、テレビに出てたね。頑張ってるようやね。近いうちに会おうか』と話している。いかにも自分がテレビに出ているのを見たような雰囲気で。そこで俺は確信した。
 こいつは他人のものでも隙があれば自分のものにする奴だと。

 串カツ屋は1時間で切り上げ、まだ早いがジジイが一人でしている飲み屋に十年ぶりくらいに行くことになった。十川は最近来たようだが、そんなのどうでもいいと思った。信用できないことがついてまわる。水割りを呑みながら十川がスマホの写真を俺に見せた。
 え、これって、俺が志保に送ったものだ。やっぱりメールは届いていたのだ。そして「これ津辺ちゃんも映ってるで」と言う。鏡に小さく写っているが、それは写真を撮っているときのものだ。俺が写真を加工したことも知っている十川、何を意図しているのだろうか。別の写真もあった。お別れ会の集合写真だ。これはどこから手に入れたのか。三十人以上参加していたので、誰が撮ったのか分からない。あ、早苗かも知れない。それ以外に十川に写真を送ることのできるのは、志保だけだ。でも志保は参加していないはずだったが。でも明らかにスマホで撮影したものだ・・・

 水割りをお代わりした時、ふと気づいた。今日は火曜日だ。十川は五時には来ていて、本屋で暇つぶしをしていたと話していた。
 馬鹿だなぁ。ホントにおバカさんの俺だ。十川は志保と昼に楽しんでいたことをようやく理解した。
 十川はたぶん、また俺と一緒に仕事をしていたと自分の会社に報告するのだ。奥さんがその報告を見ても、飲み屋の請求書を見ても、絶対に疑いを持たれないようにしているのだろう。志保との連絡は偽名のショートメールのはずだし、写真のデータは二人でいる場でやり、後で履歴を消したら済むことだ。これでまんぷく関係の写真も持っていたのだ。
 知らぬはタダ酒を呑んでいる俺だけ。今日以降、絶対に十川から電話はかかってこないことを確信した。だってもう必要のない俺だから。もしもかかってきたら、またこの場で報告させてもらう。
 本当に信頼できる人間、つまり親友はいるのだろうか。歳を重ねるにつれてむなしさが広がる。
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まんぷく酒場 ーみんな去ってしまったー その2

2017/06/14 09:00
昨日の続きです。

本日は季節らしく、また花菖蒲の写真を小さく載せることにしました。
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まんぷく酒場 ーみんな去ってしまったー その2
 春子さんのお別れ会参加に一番に手を挙げたものの、参加するのを止めようかなと思う出来事があった。参加すると言ってから古くから知っている十川が誘っでくれた。まんぷくに行く前に食事をして、そこで七時半ごろに店へ行くと予約を入れた。もしも入れなかったら無駄足を踏むことになるからだ。
 店に入ると先客が四人いた。名前は忘れたが、顔は知っている。六人で、とりとめもなくグダグダと話していた。そんなのが一時間くらい続いたころドアが開いた。また知っている美人お姉さん(実はお婆さん)が来た。その後すぐに大きな声でしゃべるオッサンが入ってきて腰かけるやいなやカラオケで唄い出した。一曲終わるとまた自分で入れる。矢継ぎ早に三曲だ。ちょっとムッとしたので、こっちも唄ってやれ、と思い勝手に入れた。するとこのオッサン、タバコを吹かしだした。煙がこっちに漂って来た。
 近ごろはこの狭い店でタバコを喫う人は数えるほどになり、愛煙家であっても周りを気にしながら喫っているのに、この茶髪のオッサンはお構いなしだ。席を移りたくなる。こんなのと酒を呑むのは絶対御免だ、と思った。
 俺が唄ったあと、このオッサン、また曲を入れた。ここはカラオケルームか?おまえの歌など聴きたくない。それに春子さんはもとより早苗ちゃん、それにアルバイトの女の子への横柄な態度に俺は嫌気がさした。自分本位で他の客までもないがしろにしているみたいだ。月一の客になった今、このオッサンをたしなめることもできない。二十年前だったら、たぶん外へ引きずり出し、ボコっていただろう。客数が減ってきたら、この手の客が幅を利かす。それが悪循環となり、良い客がまた減り、店を閉めることになったのかも。

 このオッサンは初めてだが、もう一人、ヘンな客がいる。
 いつも開店と同時くらいに来て、カウンターの一番端っこに陣取っていた俺の席は、今はプーさんと呼ばれる禿茶瓶の定席となり、他人が唄っているのをニヤニヤしながら聴いている。気色悪い人だと他の客からも敬遠されている、というか無視されている。話をしても通じない。何を言ってるのか、理解できないからだ。こんなのがお別れ会に来たら最悪だ。そんなことを考えていたら、噂をすれば何とやら、プーが来た。茶髪オッサンの横に腰かけた。最悪だ!このままじゃ煙攻撃で出て行かねばならない。どうしようと思案していたら、またドアが開いた。あ、北山だ。茶髪オッサンの横に座った。嫌な奴が三人並んだ。こいつもタバコばかり喫い、酔っぱらったら隣の客に煙を吹きかける。あ、おしぼりで顔を拭いた。仕方ないか。俺だって時たま拭くことがある。自分に甘いなぁと思いながら、横の北山を盗み見た。おしぼりで鼻をかみやがった。この斑ハゲめ。俺はこいつらに顔を背け、左の客と話をしながら、聞き耳を立てている。すると三人ともお別れ会に参加するとのこと。当日こいつらの近くだったら・・・これじゃ最悪を通り越して地獄の業火に炙られるが如くだ。ニコチン攻めに加え、くちゃくちゃと汚い食べ方をする北山を見なければならないのか。やっぱりお別れ会はスルーしようと思う。
「十川さん、そろそろ帰りませんか。お客さん一杯になったし」
「そうしようか。また来週初め来ようか」
「そうしましょ」

 俺たちは店を出た。ここに来る前に注文しておいたサンドイッチがちょうど出来上がっているころだ。店でサンドイッチが入った小さな手提げ袋をもらい「また・・」と言って、その場で別れた。
 駅へ向かう道で「あー、しんどかった」とため息が出た。そして疲れた。
 最後が近づいているから騒ぐのは仕方ないが、唄とタバコは御免だ。やっぱり明日電話をして、お別れ会には参加できない、と言おう。
 上村さんや十川だったら気配りをするから良いが、プーや北山、茶髪オッサンは顔を見ただけで体の具合が悪くなりそうな気がする。


 お別れ会への出席は断ったが、まんぷく最後の週には三回行くことになった。知り合いが春子さんへ渡したいものがあるということで、俺を呼びつけた。腐れ縁だから、わざわざ電車を乗り継いで渡したいものを取りに行くことになった。閉店の三日前だ。
 渡したいものを受け取り、大阪への電車を待っていたら、電話が鳴った。十川からだ。「今日はどうするの」と訊いてきたので、「あと二時間くらいしたら行けるかも」と言葉を濁した。今日中に渡さなければならないものでもかった。けれども十川はどうして電話をかけてきたのだろうか。その意図が理解できなかった。
 まんぷくには一時間半で着いたが、十川はいなかった。春子さんへのお別れプレゼントを持ってきたらしい。それなら俺に電話なんかしてこなくてもいいではないか。いや俺に聞かれたくないことを話したのかも知れない。もう終わりだから俺が来るだろうと予測して、来ない時間帯に春子さんと話をしたかったのだろうか。いつも早く顔を出すので、念には念を入れる十川だから、確実に俺がいない時に話をしたかったということだ。
 それは何だろうか。プーや北山が来た時、まんぷくへ行く前の食事で十川は、最終日当日に顔を出す三人娘には志保と一緒に食事をしたことは内緒にしておいてほしいと何度も念を押した。志保は俺が気に入っていたアルバイトの娘だ。友里恵と冬海の仲良し三人で交代に店に入っていた。十川も三人を気に入っていたが、アルバイトを辞めた後でも、連絡を取り合っていた。特に志保と。
 友里恵と冬海に知られても遠く離れたところに二人は住んでいるのだから構わないではないか、と思うのだが、俺に釘を刺したのだった。

 俺は知っている。志保と十川は、いわゆる不倫の関係にあることを。あとの二人にはほんの少しでも勘付かれたくなかったのだろうか。春子さんにも一緒に来たことを友里恵と冬海には話さないでと頼んだにちがいないのかもしれない。そして・・・・

 けれども分からないことがある。十川は明後日の最終日に三人娘が来ることを俺にも春子さんにも話したではないか。それなのに口止めをするなんて。やっぱりヘン。友里恵も冬海も志保が恋多き女であることくらい、とっくの昔の学生時代から知っているはずだ。卒業して二十年。結婚して離婚して、また結婚した冬海と、一度も結婚していないけれどもモテそうな友里恵、そして旦那の目を盗んで二十才以上歳の差のある十川との不倫を楽しむ志保。三人の中ではもう周知の事実なのに、口止めをするのは、十川が奥さんに悟られると大変なことになると考えているからではないだろうか。バレたら最悪だけれど不倫はスリルがあることを知っている十川。上手の手からは一滴の水も漏らさないという細心の注意というか手立てをしているのだろう。
 志保も子供が高校生になるのだから、月に一度の密会もままならなくなってきているはずだ。不倫のアリバイ作りもなかなかうまく行かないから、なおさら逢いたくなるのかな。そのためには蟻の一穴たりとも作らないようにしている感じがする。
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ハンフィクション まんぷく酒場 ーみんな去ってしまったー その1

2017/06/13 09:14
パンダの赤ちゃんが生まれたとNHKのトップニュースになり、

怪文書だという人相の悪い官房長官まで発表するほどですが、

関西ではフンと鼻で笑いたいほどの話題です。

もっと重要なことがあだろうに。

と、ぼやいても仕方ありません。

本日は「隠し神 その4」の予定でしたが、この前一気に書いた短い文章を

3,4回で載せたいお思います。

ハンフィクションとは、半分フィクションで半分ほんとう?という造語です。


まんぷく酒場 ーみんな去ってしまったー その1


「津辺ちゃん、まんぷくがもうすぐ閉店するやろ、そやからママのお別れ会しよと思っているんやけど、どうする?」
 まんぷく酒場が閉店すると知って、常連の上村さんが電話をかけてきたのだ。二十年前に花見をしたときに教えたケイタイの番号をまだ破棄せずにいたなんて、さすが一流企業に勤めていただけはある、と俺は思った。
「もちろん出席するよ。三十年近くお世話になったんやもの。上村さんが幹事ってことやね」
 ま、いつでも幹事が一番お似合いの上村さんだから、たぶん自分から買って出たのだろう。あの時の花見は面白かった、と今でも桜が咲く季節になると往時を思い出し、こんなのことがあるのか、と笑ってしまう出来事が鮮明に蘇る。
 酒蔵での試飲を兼ねたお花見の宴を企画した上村さんだった。酒蔵の見学をしている時、俺たちのグループとは、たぶん全く関係ないおじさんが紛れ込んでいた。けれどもその人が関係ないか関係あるか、誰も知らなかったから、試飲していろいろ話を聞いている時、やっぱりヘンだぞ、と誰もが思っていて、やっぱり関係ない人だと、みんなが結論付けたころ、そのおじさんはスーッとドアを開けて出て行くのだった。それを見て一分もしないうちに誰からともなく笑い出し、最後は部屋中大笑いとなった。
 あの時はみんな若く、大吟醸をもたらふく呑み、あとの花見でもお土産に買った原酒も飲み干してしまった。無茶が通る時代だった。
「そしたら津辺ちゃんが参加第一号になるわけやな」
「それは違うで。幹事の上村さんやがな。上村さんが一番で僕が二番や。あと何人くらい参加するやろか」
「そやなぁ、十四,五人の予定やけれど、もう少し多くなるかもね。何しろ丸三十年もしていた店なんやから」
「それじゃ、上村さん、よろしく。当日会えるの、楽しみにしているわ」
 俺は上村さんにそう言って電話を切った。

 まんぷく酒場は、客が勝手につけた名前だ。ほんとうはママの春子さんとお手伝いの早苗ちゃん、そしてもう一人不定期のアルバイトの娘がいる小さな小さなスナックなのだが、仕事帰りに駆けつけてくる客が多かったので、お腹の足しにとおにぎりやちょっとしたお惣菜をつぎつぎと出すことになったのが客に受け、これじゃ飯を食ってこなくてもここに来れば十分だ、と思う多くの客が来るようになった。
 そして、この呑み屋の正式な名前は誰も言わなくなり、まんぷく酒場で通じるようになってしまった。飲み屋街の外れで、場末と言っても仕方ない不便なところ?にあるわりには、一流企業のサラリーマンも多く、店をはじめてから十五年くらいは連日賑わっていた。
 俺もまんぷく酒場へは縁があってか、開店当初から顔を出していた。三十年も通った呑み屋だから、良い思い出がいっぱいある。もちろんイヤなことも多々あったが、それよりも楽しいことが多かったからこそ生きるか死ぬかの大病をしたにもかかわらず、機会があれば顔を出すようにしていた。
 この四、五年は歯の治療に行った帰りに寄るのが常だった。医者から晩酌はビールなら一缶、日本酒は一合までと言われていたから、まんぷくへ行っても長く居ることはできなかった。客がまだ来ない店を開けてすぐの時間帯に入り、二時間くらい、たわいのない話をしで時間を潰し、それまでに次の客が来たら帰るようにしていた。
 そんな訳で店を閉めることは他の客より早く知ったので、少し足繁く通わなくては、と考えていた。それは普段でも割安の特別料金に設定してもらっていたので、閉める前の一月くらい正規の料金で行くのが本筋だろうと思った。ちょっと厳しいが週に二、三回は顔を出せるだろうと考えていた。


「あら、津辺ちゃんにキューちゃん。ちょっと待って、いま席用意するから」
 ママというかおばちゃんの春子さんは、先に来ていた客に詰めてもらい、椅子を一つ付け足した。
 閉店案内がみんなに届いて、最後だからと思って来る客も多い。いや、永久に閉店だからこそ来るのだ。普段はそんなこと一つとして考えもせず、まんぷくへ足を向けなかったくせに。みんなが来ないから閉店することになったのに・・・
 こんなに客の入りが続いていたのはリーマンショックの前までだった。あの後から客が少しづつ減り始めた。もともとジイさんが多い店だったから、自然に客数は減ってくるのは仕方がない。天国か地獄かは知らないが、毎月一人くらいは旅立っていたような感じがした。事業に失敗して顔を出すことができなくなった客も何人かいた。ツケがたまって来られない客もいた。
 春子さんからすれば、ツケを払ってもらった後で来なくなっても、あまり大きな痛手とはならないが、うまい言葉で数か月分もツケを残したままトンズラされたらたまらない。俺も知っている客のことだが、最初にまんぷくへ来た時、シルクウールのスーツを着ていて、誰もがお金持ちだと思った。連続して来店したその客は、料金より少し余分に支払っていた。ボトルなしで樋口一葉が一枚ですむところを福沢諭吉というわけだ。それが数回続いたら、春子さんも安心したのだろう。それから週に二,三回くらい来るようになったが、高級なボトルをキープしても、お金を払わない。ま、最初のときの預り金もあることだし、月末に払ってくれればいいと思う春子さんだった。それが次の月にもなり、その次の月にもなり、たまりかねた春子さんはツケのことを切り出した。するとその男から月末に支払うという約束を取り付けた、しかし男は月末に姿を見せることはなかった。昔の言い方だと最初からドロンを決め込んでいたのだった。
 これをやられたら店は大赤字となる。踏み倒されたそいつの金額はもとより、もしもそいつが来なかったら別の客が入り利益に繋がったからだ。上下合わせれば損害の額は大きいということだ。
 踏み倒されることもあると、春子さんも勘定に入れていたかも知れないが、騙されるのはやっぱりイヤだったと思う。
 ほんとうならこんな時こそきっちり料金をいただき最大の利益を出そうとするのが人情だが、ついつい情に流されてしまう春子さんだから、今日のように客が入っていても、あまり儲けにならないと思うが、そこが春子さんの良いところなのだ。
 十年ほど前になるだろうか、近くの店が閉店することになったが、閉店する半年前に案内ハガキを出した。そうすると懐かしさも手伝って多くの客が来た。料金はもちろんいつもと同じ。ある意味でドサクサに紛れた荒稼ぎをした。こんな厚顔無恥な神経があってこそ水商売をやってられるのかも知れない。このようにしても誰も文句を言わないけれど、たぶん春子さんはしないだろう。
 最後に大きな花火を咲かせるより、最後に昔の客とお話をしたいのかも知れない。
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アベさんは若者に人気

2017/06/12 07:25
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ようやく文部科学省の例の怪文書(官房長官の発言)の続きの調査をすることになったと報道されています。
それがアベさんの指示でなされると言いますから、やっぱりヘンです。

自分が当事者の1人と予測されているのでありながら、

徹底的に調査されるようです。

たぶん中身は空っぽの。

ここで思ったのが、権力って

黒を白にもできると言う事ですが、世論(せろん)の趨勢には叶わなかったと言う事です。

黒を白と言っても、それがまかり通り、

何事もなかったように見えても、

その歪は確実に自分にかえってくるのが世の中です。

若い世代がアベさんを支持しても、その子供たちや孫に火の粉が降り注ぐかもしれません。

人を見る目を養うのは難しいものです。

目先のことに捉われたら痛い目にあうことも。

でも、あの忖度、どうなったのでしょうか?

誰も話題にしません。これも不思議なことです。
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夜の菖蒲園

2017/06/11 10:20
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枚方市にある山田池公園の菖蒲園が夜間のライトアップを本日まで実施しています。

先ごろ大阪市の城北公園の菖蒲園に行きましたが、

あそこより広くて菖蒲の品種も多く、

しかも無料で写真撮影に三脚を立てても、OKなのです。

しかし最寄りの駅から離れているので、夜の人ではどうかな、

と思っていたのですが、多くの人が来ていました。

菖蒲園に入る前に夕陽の沈むところを池越しに撮影する人が多く、

自分の思うシーンを撮ろうと、ずっと空を見ている人もいます。

そんな夕陽撮影が終わると傍の菖蒲園に向かい、

まだ元気な花やお目当ての品種の前に三脚を立てて撮っていました。

大好きニャンコも小さなカメラで撮ろうとしたのですが、

フラッシュの光では、雰囲気のある写真が撮れません。

フラッシュオフで撮ろうとしたのですが、

どうしても手ブレになり、うまく撮れません。

来年は一眼レフと三脚を持って行くことを決めたのであります。

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妄 想 トランプ

2017/06/10 08:33
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どいつもこいつもオレのいうことをきかないばかりか、反旗を翻そうとしている。
このままじゃせっかく大統領になったのに、
初めて弾劾されて失職した大統領になってしまうじゃないか。
そんなことになったら儂の会社まで危うくなる。
どいつもこいつも馬鹿にしやがって。
なんとか一発逆転、満塁ホームランの妙案はないだろうか。

(悪魔がつぶやいた)
なにブツクサ言ってる。おまえは本当に馬鹿だなぁ。
北を爆撃すれば済むことじゃないか。空母3隻の艦載機と巡航ミサイル、
それに南からB1爆撃機を飛ばして、
あの黒電話の受話器みたいなヘアスタイルの豚をやっつければ人気はうなぎ上りだぞ。

そうか、その手があったか。
たぶん来年には核の小型化でミサイルに搭載するだろう。
そうなったら余計にややこしい。
今、攻めれば被害は最小に抑えられる。そして無法ものの国を亡ぼせる。
歴史に名を残せるのだ。
国民も大喝采を送ってくれる。
きーめた、「全軍攻撃せよ」

あなた、楽しい夢を見てらっしゃるのね。でも口臭ぁーい。このエテ公。
向こうへ行け。

蹴られてベッドから落ちたトランプだった。
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アニメを作ってる会社はブラック?

2017/06/09 10:07
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アニメは土曜日か日曜日に多くが放送されていますが、

深夜放送でのアニメは比べものにならないくらい、いろんなものがありす。

このアニメを作る人たちがアニメーターですが、

毎月100時間を超える残業をしている人が殆どらしいです。

制作会社への制作費用が安いから、数で勝負しているのが現状で、

その皺寄せがアニメーターに来ているのです。

大好きニャンコが自分の誕生日に安いペンタブを買いましたが、

このアニメ制作ツールとも言えるペンタブが、アニメーターに過重労働をさせています。

線画に色を塗るのもペンタブでオーケー。

セル画なんか今では古代の遺物のように思われているかもね。
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なんやかんや言っても、長いものに巻かれるマスコミだった。

2017/06/08 09:08
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あの忖度の森友学園に続き出てきた加計学園問題。

お昼のワイドショーでも散々取り上げられてきましたが、

この頃、ちょっと意気消沈といった感じです。

「共謀罪」が成立しようが、税金が何に使われようが、

構わないといった感じのマスコミです。

一本筋の通った信念なんて、マスコミ業界、特にテレビにはないようです。

局の都合で、報道姿勢が極端に変更されていると思われる番組もあります。

こうなったら嫌われるのを覚悟で、

それぞれのテレビ局は独自の方針で報道をしたら良いと思います。

嫌われる一方、それが好きだという人も必ずいます。

それが世の中なのですから。

あまり営業的には儲からないと思いますけれど。

全員が一方向を向いている社会なんて、気色悪ぅ・・・

※ すまたん という今朝の番組で辛坊治郎が
将棋の藤井四段が23連勝したスポーツ紙の
話題をを取り上げていましたが、
羽生九段のことを はにゅう と言ってました。
周りの出演者は誰も訂正しませんでした。はぶ だよ。
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3本の矢 一億総活躍社会 岩盤規制にドリルで・・・

2017/06/07 09:04
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アベさんはたとえ話というか、造語がお好きなようで、

ご自分の施策にいろいろな言葉を付けます。

最近では岩盤規制にドリルで穴をあける、とおっしゃっていますが、

聴いている私は、なんのこっちゃ と思ってしまいます。

本日の表題は、思い浮かんだ言葉を並べただけですが、

意味はさっぱり分からないのです。

歴史的な逸話から自身の進むべき方針をなぞらえているのか。

こんなことを口に出せばマスコミが飛びついてくる、と狙って発言しているようです。

ということは、言葉自体には深い意味はないような感じがします。

言葉遊びで注目を集め、そしてはぐらかす手法はたいしたものです。

これこそこの以前に書いた「詭弁」の王道なのかも知れません。

一億総活躍社会というフレーズも、おかしいと思います。

あとの2千7百万人は介護を受ける人たちなのか、完全に無視されてる状態です。

介護されているから活躍できないか。???
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隠し神 その3

2017/06/06 08:51
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 数日が経過した。続け様に出てきた隠し神はあれから一度も現れなかった。どうしたのだろう。まさか病気をして出てこられないなんてこともあるまい。鬚爺さんは神なのだから病気になんてなるはずがないと思う。万が一病気になっていても助けることなんて出来ない。横になり目を瞑れば出てくるだけだから、住んでいる所も分からない。分かったとしても医者に連れて行くことなんてできるはずがない。保険に入っているはずもない。
 あ、またヘンなことを考えてしまった。現れなければ現れないで、隠し神のことを心配している自分が滑稽だ。仕事以外はいつも独りぼっちで寂しがりやの俺だからか。他人を信じてもすぐに裏切られることを何度も経験しているからだろうか。行きつけのスナックで馬鹿騒ぎをしていても、どこか醒めている自分がいる。カウンターで横に座った客は俺のことをどう思っているのだろうか。親しいフリをしているだけで、本当はバカにしているのではないかと時々思うこともある。あれって、疑心暗鬼に陥る一歩手前で、もう崖っぷちに立たされているのが俺なのだ。
 隠し神が出てくる一週間ほど前に飲んだ時だった。何度か一緒にウォーキングをした奴が顔を見せた。阿呆な話をしたりカラオケで楽しんだ後、一緒に帰ることになった。俺は店を出てすぐにタバコに火を付けた。奴が俺に『道で吸ったらダメ』と言った。俺は無視して吸いながら歩いた。途中で『こっちを歩こう』と言うので俺は従った。もうすぐ大通りに出るので、俺はタバコを踏んづけた。それを見て奴は無言のまま足早に駅まで行くのだった。俺はいつもの帰り道だったら灰皿のある所で消すのだが、違うコースだったから仕方なく足で踏みつぶしたまでだ。そのまま捨てたことは悪いが、奴は今までポイ捨てをしたことはないのか。大目にみろとは言わないが、一緒に帰ろうと言ったのだから、無視することはないだろう。同じ最終電車ではあるが、結局別々の車輌に乗ったから、もちろん話すこともなかった。
 家にいても一人。外でも一人。人恋しい俺のことを隠し神は知っているみたいだ。今度出現したら、ちょっと長めに話したら少しは気も紛れるし面白いかも、と思った瞬間、部屋が揺れた。地震だ。かなり大きい。俺は咄嗟に本箱とパソコンのモニターを手で押さえて踏ん張った。倒れたら仕事が出来なくなると思った。家が崩れてその下敷になり、死ぬかもしれないなんてことは毛の先ほども思わなかった。揺れはまだおさまらない。外に目を向けた。どこも揺れていない。台所の食器棚にも異常はない。これだけ揺れたら床に落ちて割れているはずだが、そんな痕跡も見当たらない。この部屋だけがまだ揺れている。
「よお、ダメ男。君のご要望に応えてお出ましじゃ。喜べ」
 鬚爺さんが俺の椅子に座っている。もう揺れてない。鬚爺さんは俺の踏ん張っている格好を見て高笑いをした。さては鬚爺さんがこの部屋だけを揺らしたのだな。俺はちょっと爺さんを睨んだ。
「そう恐い顔をするな。ダメ男の夢に出る分にはすんなりいくが、現実の世界に出るとなるとなかなか難しいのじゃ。ダメ男が儂を認めてくれたから元締に許しをいただき、やっと出ることができたのじゃ。喜べ」
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禁 煙

2017/06/05 08:52
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タバコをやめて6年以上が経ち、今ではタバコのニオイさえ、

拒否するようになってしまいました。

もう喫わなくなったから、いっそのこと、タバコを国から消滅させれば、

禁煙や分煙などと議論することもなくなり、

そこに費やする時間とお金が節約できると思うのですが、

タバコの葉の生産農家や税収の問題もあり、

なかなかうまく行きそうもない感じです。

この問題はアメリカの銃規制とよく似ているように思えます。

銃はアメリカの精神的支柱のようなことも言われていますが、

最終的には銃のメーカーや販売する人たちの利益が大きいからに他なりません、

自分の身を守るために銃が必要だからこそ、銃による殺人が増えることを考えないのが

アメリカ人の愚かなところなのです。

一方タバコは害ばかりとわかっているなら、タバコに関係している方に保障をして、

即座に販売を中止すべきです。

保障さえあれば、何とでもなるのが我が国の考え方なのですから。

近年駅のホームや公園がキレイになったのは、吸い殻がなくなったためです。
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