テーマ:続きもの

隠し神 第3部 No.24

 姉妹そろってウリボーのことをよく知っているな、と思ったが、それを洋子に聞くことを今はできない。洋子たちにとってウリボーが死んでしまうことをくい止めたいと思っているのだ。だから姉妹して俺にメッセージを送ってきたのだ。あの華子を助けたように俺にはウリボーを助けることができると思ってのことだ。  どうしたら良いのだろうか。揺りかごを守…
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隠し神 第3部 No.23

 小さいが大きな物でもある巨人の破片。なんだか禅問答みたいだけど、このなぞなぞを解かなきゃウリボーを救いだせない。絶対に簡単なことだけど、いつも教えてくれない神様関係だ。  小さいものがあの巨人の赤銅色の破片だとしたら、それはどこにあるのだろうか。こんな大海原の中から探し出すことなんて不可能だが、観音様の手のように、次から次へと繰…
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隠し神 第3部 No.22

 さ、行くぞ。俺は心に念じ巨人めがけて猛スピードを出すために必死で駆ける真似をした。足を出来るだけ早く動かし、続いてスーパーマンに似せた格好で飛び上がった。  モニターで外を見ると凄い早さで飛んでいる。巨人の顔が憤怒の形相になってこっちを見ている。もう少しで衝突となった時に目の前に大きな拳が迫ってきた。この拳を砕かなきゃ首の付根へ…
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隠し神 第3部 No.17

「お義兄さん、これをご存知ですね。お姉ちゃんと私がお祈りした千手観音です。お義兄さんが違う次元へ行った時の乗り物にもなったはずです。この千手観音は我が家の家宝なんです。これをウリボーにある揺りかごへ持って行き、神様達を乗せればなんとかなるそうです」  テーブルの上に風呂敷に包んで立ててある四角い箱を指さして紘子が言った。 「紘子…
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隠し神 第3部 No.15

 こんなことを考えて変な物を見ていると変な物の形が徐々に変化してきた。ウン?人の形になって大きくなってきたぞ。俺はちょっと恐くなってきた。俺の考えていることがわかって変化しているみたいだ。  危険を感じた。俺は空へ全速力で飛び上がった。下をみた。巨人が手を伸ばして俺の足を捕まえようとしているところだ。俺はさらに上へ上がった。巨人は…
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