これを読んで気分が悪くなることがあります。ご注意を！ 001

※※※　本日から新しい読み物です。
　　　　が、読むと気分が悪くなるかも知れません。
　　　　当方、一切責任は負いません。あしからず。


ヘンな話で申し訳ないが、夜中にうんこがしたくなった。

いま暖かい布団から出たら寒いだろう、と思った。それが失敗の始まりだった。

時計を見ると午前３時。あと３時間もすれば起床だ。ちょっとだけ我慢すれば、

ストーブをつけて暖かくしてからトイレに行くことができる。

寝てしまえ！

そんな気持ちがいけなかった。

眠ってしばらくすると、お尻のあたりにニュルッとした感触を覚えた。


ウ・・・まさか、出てしまったのでは。いい年こいて寝ながら脱糞かい！

こんなの近所はもとより知り合いにバレたら、何年経っても笑い種になる。

そんな考えなんてどうでもいい。なんとか早く処理しなければならない。

布団をめくり、そっと腰を持ち上げて尻を浮かせ、

両手で踏ん張って上体を起こし、足を曲げてゆっくり起き上がった。

そしてズボンを下げ、パンツを下ろした。

？？？、どうしてズボンをはいているんだ。

それでも下ろしたパンツの中を見た。

あれっ、うんこが無い。どこへいってしまったのだ。


ブルッとふるえた。寒い。

・・・ウンコなんかしてなかった。目が覚めた。


夢の中で、普段の生活とはかけ離れた夢を見たのだ。

どうせなら暖かいリゾート地の砂浜でくつろいでいる夢だったらいいのに、

そんな楽しそうな夢なんて見たことがない。

こんなヘンテコリンな夢が多いような気がする。

ヘンテコリンだから夢なのかも知れないが、

何か思いがけない出来事が近いうちに起こる予兆かも知れない。